今日は、はんぞうさんの呼びかけで佐原ポタに参加してきました。
しかし、その帰り道にとんでもない事実が判明しました。
走る凶器、いや、走る狂気?がすぐ傍らに存在していました。
今回は予定を変更してそのことについてアップします。
ここからの写真の自転車の持ち主は、チーム東葛の首謀者?とも云えるT葛人さん(仮名)です。
まずフロントディレーラー部分の写真です。
ShimanoのULTEGRAですね。問題はワイヤーの処理です。
もっと寄ってみましょう。
おおっ、これは危ない。先端が完全に解けています。ULTEGRAが泣いています。
これでは本人はおろか、周りの善良な市民も傷つけかねません。
リアブレーキワイヤーも同様な状態でした。
次にご覧いただくのはリアディレーラー・シフトワイヤーのアウターです。
被覆が大きく剥ぎ取られ、鋼線が真っ赤に錆びて朽ちています。
こんな状態ではいつトラブルが起こってもおかしくありません。
不用意に変速が起こりコントロールを失って落車、
本人はおろか、近くにいる善良な市民も巻き込まれかねません。
さらにハンドルを見てみましょう。
バーテープがちぎれてハンドルの地が見えています。
せっかくのカーボンハンドルが泣いています。
これでは滑ってグリップしてくれません。
ブレーキをかけようとして手が滑り、前を走行中の善良な市民に追突してしまいます。
今度はタイヤです。なんか筋が入っているなー、と思ったら広範囲に渡って裂けています。
自転車と路面との唯一の接点であるタイヤがこんな有様です。
これではいつバーストしても不思議ではありません。
近くを歩いている善良な市民が飛び散った破片で大けが…、ということが容易に想像できます。
最後にサドルです。一見問題ありませんが、無理に後退させています。
サドルバッグを取り付けるためにこのようになったとの証言が得られました。
これでは出発しようとしても、ハンドルバーは遥か先、ハンドルを握ろうとする手は空を切って
おでこをステムに強打してしまいます。
あー、ハズカシイ。
これは右フロントフォークに取り付けたままになっているブラケット。
左フォークにも何やらブラケットがつけっぱなし。
この結束バンドは使われなくなって何年経つのでしょう。
チーム東葛のステッカーが号泣しています。
いろんなことを書きましたがT葛人さん(仮名)のことです、すぐに完璧な整備を終えて
また東葛地方を走り回っているものと思います。
………かな?