一年前、雷雨に見舞われて京成のガード下で奇妙な雨宿りをし、稲毛(検見川浜?)には行ったけど中途半端に終わったポタリングのリベンジです。
以前はロードしか持っていなかったのですが、この時の参加者を見て「小径車も面白そう」と思い、Seraphを買うきっかけになった、自分としては思い出のポタでもありました。
集合場所は手賀大橋の橋の下。かずおさんから「空気を入れているから少し遅れる」との連絡。到着して聞いてみたら、パンクではないけれどエアーが減っていたようでした。試しにタイヤを押してみると、まだ甘い。寄ってたかってみんなで空気を足してから出発しました。
このリベンジ企画、月初めに一度雨で流れています。今日も朝方怪しい天気だったのですが、どうやら大丈夫そうです。曇りがちで気温も下がって快適なサイクリングになりそうです。いや、なりそうでした。
走り出して間もなく今井のカンナ街道で、かずおさんの左クランクが脱落。メンバーが合う工具を持っていたのでその場で復活。落車しなくてなによりでした。ついでに、たまたまその場でパンク修理していたローディーさんのお手伝い。
道の駅やちよでソフトクリーム休憩。そこからは新川・花見川のCRで南に向かいます。何箇所か工事のため迂回を強いられますが、おおむね順調。弁天橋から花島橋までは久しぶりのダートを走りました。
大したことなさそうに
見えますが、
紙2枚分くらいに
順番待ちが…
昼過ぎにカレー屋「シタール」に到着しましたが、すごい待ちの人数。他の見どころを先に消化することにしました。
稲毛海浜公園の航空記念館にちょっとおじゃま。
OHVのカム(たぶん)
公園では何やらモデルとカメラマンと一対一で撮影をしています。近くに寄ってみるとコスプレでした。良く良く見渡せば、所々で同じようなことをやっています。幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ」の流れじゃないかと推測。
軽くお腹に入れようとお店を探して、行き当たった先が「いなはまショップ」。
別世界にタイムスリップ、ここには取り残された昭和がありました。
次に向かったのは「旧神谷伝兵衛稲毛別荘」。外見は瀟洒な洋館、中に入ると一階はマントルピースのある広間。二階は和室、(行ったことないけど)高級うなぎ屋の離れ、と言ったカンジです。
すぐそばの「千葉市ゆかりの家・いなげ」に寄りましたが、祝日閉館ということで外観だけ。
さらに千葉トヨペット本社をちらりと見学。
後で調べてみたらこの建物、最初は東京麹町に建てられて(1899年)、津田沼(1926)‐千葉市(1940)-千葉市稲毛(1965)と三度も移築されたようです。こんなでっかい建物、当然バラして移すんでしょうが、どうやるんでしょう。しかも最初の移築は大正15年。
さあ、2時も回ってそろそろカレー屋の列も短くなったかな、と淡い期待を込めて再びシタールへ向かいます。
千葉トヨペットを出てすぐに異変が。リアをシフトダウンしようとしたら、変な手応えとともにアップする。あれぇ。何度かレバーを動かすうちに、いつもより多く曲がってしまって戻らない。そのうちポロリとレバーが取れた。
キターッ!、これがSRAMダブルタップ特有のレバー折れか!
ネットの情報では知っていたものの、まさか自分に起こるとは。
リアはトップ固定、フロントだけの2速になりました。
ワイヤーが切れたわけではないので、ワイヤーを張り直せば軽めのギヤに変えられますが、ミニベロで元々ギヤ比が低いのでこのままで行くことにしました。ただ、ディレーラーのアジャストねじを動かして1枚だけ軽くしました。
で、カレー屋に到着したものの待ちの人数は変わりませんでした。
今回は諦めて戻ります。またリベンジかな。
朝と同じ道の駅やちよで休憩後、桑納川沿いに戻り、アンデルセン公園で手賀沼方面に戻る皆さんと別れて5時過ぎに自宅に戻りました。
2速で走った区間は30kmちょっとでした。Seraphはダブルレバーにしようかな。
色々あって(一年前も)面白いポタでした。
パンクとかチェーン落ちとかノーマルなトラブルはなく、鉄道ガード下雨宿りとかクランク落ちとかレバー折れとかめったに起こらないことが起こる稲毛ポタ。クセになりそうです。
何かが起こるぞ稲毛ポタ。
走行101Km。