忍者ブログ
自転車好きの工作好きです
2024 . 04
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 最新コメント
    [11/25 やだ]
    [07/23 エンツォR]
    [07/20 かめまる]
    [07/11 kincyan]
    [06/13 kincyan]
    プロフィール
    HN:
    emo
    性別:
    男性
    趣味:
    自転車 工作
    最新トラックバック
    バーコード
    ブログ内検索
    忍者アナライズ
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




    しばらく前だが、輪友のお宅にリヤドロの「公園通りの花屋さん」という陶器の置き物が巡ってきて、ケースをどうしようか悩んでいるというFBの書き込みを見た。先日そのお宅でお茶会があって参加し、その後のことを聞いてみた。すると今は日本人形のケースに入っていた。
    それじゃあ専用のケースを作ってみましょうかとしゃしゃり出てしまった。

    まずは採寸



    置き物の大きさはスペック上で幅270×高さ300×奥行180、横に傘が出っ張っているので幅はもう少しあるように思える。ちょうどの大きさにしてしまうと窮屈なので、余裕をみて350×350×250mmくらいと決めた。


    材料はアクリル、台座は木製。ただ単に四角いアクリル板を5枚接着して箱を作ればよいが、素人がやると接着面に気泡が入ることが多いので、接着部分を減らすことにした。ってことで、左右部分は正面の板をを曲げることとしよう。どっちが上手くいくかわからないが何となく曲げてみたかったのだ。
     
    当初のメモ書き
     


    板厚は正面(曲げて左右も)が4mm、後ろと上が5mm。正面を4mmにしたのは少しでも曲げやすいように。

    背面の板は色を入れてみた。後が透けて見えるスモークにはグレーとブラウンがあった。置き物はしっとりとしたおとなしい色合いで、スモークグレーだと暗くなってしまうように思えたので、暖色系のスモークブラウンを選んだ。

    台座の木は年月が経っても狂いの出にくいもの、見た目が良いもの。板厚は半分にアクリルがかぶるとして20mm程度。

    台座の上面は、当初置き物の型に合わせて窪みを付けようと思っていたが、すでに木製の台座の上に載っていた。標準仕様のようだ。なので、窪みはやめて芝生(草)の感じを出すことにする。

    店で物色しているとホビー材料でグランドマットというものがあった。3種類の色があり(春の緑、夏の緑、秋の緑)それぞれ微妙に色合いが異なる。夏のグリーンに対して秋は黄色味がかかっているイエローグリーン、春は黄緑のライトグリーンだった。置き物は売り子さんの衣装や花の種類から、春~初夏だと思われるので春の緑を選んだ。


    ・材料

    正面および左右 360×870×4(アクリル 透明)
    上面 360×270×5 2-R14(アクリル 透明)
    背面 350×360×5(アクリル スモークブラウン)
    台座 450×270×19(パイン集成材)
    グランドマット 290×290×2枚(春の緑)






    アクリルは四つ木の「はざいや」にインターネットで発注。端面は接着のこと考えてノコ目は消したい。カンナ仕上げというのがあったので全部仕上げてもらう。また上板の前側左右はR14の角処理を予めしてもらった。

    木材とグランドマットは「ジョイフルホンダ 千葉NT店」で購入。
     
     
    ***アクリル加工***

    アクリルを曲げるキカイは以前に電気ストーブのヒーターを利用して作ったものがあるが、曲げられる長さが200mmほど。今回は360mmの長さがありRも多少大きく(内側でR10)したかったので、ヒートガンで熱をかけることにした。

    電気ストーブのヒーターを利用した自作機


    安物ワークベンチの端にR10の丸棒(手持ちでφ20のPOMあった)を固定して、これに沿わすように曲げる。曲げる部分だけ保護紙を剥がして作業したが、保護紙のところが一部曇ってしまった。温める(温まる)ところは保護紙を剥がしてから熱をかけた方がよさそうだ。局所的に温めると、曲げるときに熱で柔(やわ)くなっているところだけ鋭角に曲がってしまいそうなので、なるべく広範囲に均一に温める。思ったより上手く曲がった。先ほどの曇りを除いては。
    曇りを取ろうと思い、再び温めてみたがちょっと歪んでしまった...。加熱すると元の形に戻ろうとするので、その影響があったようだ。高温で表面だけあぶるような感じのが良いかも。しかし温度が高すぎると気泡が発生する。














    接着は、気泡・はみ出しはやはりある。はみ出しはコンパウンドで磨いて多少はマシになった。

     


    ***木製台座加工***

    横手方向の450を現物より2mm程度大きくカット(丸鋸)、前側のコーナーをR15くらいで切り落とす(手鋸とベルトサンダー)。トリマーで切り込み約6mm(限界)、深さ9mmで周囲に段差をつけてアクリルがインローでキッチリ嵌るように加工した。出来上がったアクリルを嵌めてみると、前後方向がきついので、奥行270mmを2mm程度短くして(これもトリマー使用)段差を付け直した。良い具合になった。

    トリマー


    グランドマットは両面テープで貼り合せた。1枚では横幅が足りないので真ん中で分けて左右に。はみ出した部分はカッター、はさみでカット。





    出来たものを段ボールを当てて荷紐で縛って取っ手をつけてお宅まで持参した。駅までは買い物チャリの荷台に載せて。たいして重くはないが大きいので持ちにくい。




    曇りや歪みやあまりきれいとは言えない接着面の仕上がりだが、一応喜んでいただけた。次回はもっときれいに仕上げます。。。
    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    BROMPTONヘッドパーツ交換 HOME ブロンプトンで山登り
    Copyright © emoです All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]