Bさん企画の坂東33観音巡礼に初参加した。場所は益子の20番札所・獨鈷山西明寺(とっこさんさいみょうじ)。
http://emochin.blog.shinobi.jp/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%B3%E3%81%A7%E5%B1%B1%E7%99%BB%E3%82%8Aブロンプトンで山登り
コースは、益子まで輪行、西明寺-茂木-那珂川沿い-佐竹寺、常陸太田から輪行。
ルートラボで調べてみると距離はないものの結構な山道だ。それと輪行の距離が長く、往も復も3時間ほどかかる。輪行と言えばブロンプトンであろう。ってことで車種はブロンプトンに決定。お相手はBさん、断腸亭さん、TCRさんの総勢4名、このお三方は当然ロードであろうからついて行けなかったら見放してもらう所存。
ところで我がブロンプトンは色々あって2速仕様、フロントは50T、リアは12/15。手持ちの17があるから15→17に替えれば結構違うかなと思い、前日の夜に作業開始。ここで意外な事実が発覚、15だと思っていたら16だった。でもまあ大きいに越したことはないので17に取り換えてちょっと試走したら、、、あまり変わらなかった。。。プーリーとチェーンを軽く掃除して注油して、エアはいつもよりちょっと高めの6.2ぐらいで整備は終了。
朝0621分、東武野田線の塚田駅から電車に載せて柏で乗り換え、流山おおたかの森でTXに乗り換えて守谷駅へ。ここで全員集合、おっとテガさんがお見送りに。有難いことにTCRさんが前日用立てて頂いたときわ路パスを押し戴いて関東鉄道に乗り換え、さらに下館から真岡鉄道で真岡を過ぎて0936益子着。塚田から100km、3時間の旅でした。でも仲間がいるので退屈はしなかった。
昼飯処はここから目と鼻の先、その前にコンビニでコーヒーを飲んでから山の中腹にある西明寺まで巡礼。
はじめはタラタラの登り、ギヤをローにぶち込んでクルクル回す。その先は急になり、中途半端なギヤなので立って漕がなきゃ登れない。途中で平らなところを見つけて3回グルグル回って息を整えてからさらにちょっと登ったら到着した。この倍あったら足ついてたかな、短くて助かった。でもブロンプトン結構登れます。
ルートラボによると一部区間で22%などと出るが、そこまではないように思える。10%ちょっと?
西明寺は風情のある古寺、本堂と三重塔が銅板葺き、山門、鐘楼、閻魔堂、弘法大師堂が茅葺き。
Bさんがさらりと般若心経を唱えた(おっ、かっこいいじゃん)。
昼飯処の開店時刻も迫ってきたので麓に下る。ブロンプトンでのダウンヒルはちょっと怖い。前ブレーキなんか結構効くのでなおさら怖い。空気抵抗と転がり抵抗の差なのか、ブレーキをかけない緩い下りではどうしてもロードに置いて行かれる。さらに32km/hでケイデンス100だからそれ以上回す気にもならないし。フロント50でスプロケ11/13/19の3速が理想かな。
下り切って道をひとつ渡ると「炉庵」という蕎麦屋に着いた。鴨汁蕎麦+とろろ飯を食した。
昼飯後はうまい具合に幹線道路を避けながら茂木方面へ進む。若干の登り基調、昼過ぎに道の駅もてぎに到着した。結構混んでるし、場所柄かオートバイが多い。何とも落ち着かず長居は無用。
ここから先がダラダラの登り、最高でも6~7%くらいだろうが見える範囲が全て登りなので心折れそうになるが、文句言わずにペダルを回していればいずれ峠を越える時が来る。
下りはじめてすぐ何とも優雅な梅林が見えた、左手の小さな橋を渡ったその先に。まさに桃源郷ならぬ梅源郷。都会では桜が開き始めたが、ここでは梅がまっ盛り。ここでしばしの休息となった。
再び東を目指す。御前山ダムを過ぎると那珂川に沿って走るが、川はほとんど見えない。道の駅桂で休憩しようとしたら直前にコンビニが出現、さっきのこともありより落ち着くコンビニ休憩と相成った。
ここでBさん次の目的地・常陸太田の佐竹寺に連絡を取る。納経は1600までであと1.5時間、距離は25㎞、この先の道路事情によっては非常に微妙。遅れたらゴメンナサイと先に詫びを入れて電話を切っていた。
こちとら小径車、時間も時間なので最終目的地には行かず途中通りがかる水郡線・瓜連(うりづら)駅から輪行帰宅することにして、何なら気にせずに先を急いでほしい旨を皆に告げて走り出した。向かい風を感じるようになってきて、それでもちょっと牽いたりなんかして瓜連駅近くまでくっ付いてって、本隊から離脱。
無事に、密かに狙っていた1556発の水戸行に乗車できた。水戸からは約10分の待ち合わせで上野行きに乗車した。土浦で後から発車する特急に抜かれるけど、到着時刻はさほど変わらないので普通列車を選択した。ただしときわ路パスで浮いた分でプチ贅沢のグリーン車。
まだ若干明かりが残っているうちに帰宅できた。
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