最近FBで友達になった通称「孝ちゃん」から革のバッグを預かった。袋と取っ手をつないでいる紐が切れて一部ほつれていてその修理の依頼。
http://emochin.blog.shinobi.jp/shuuri/%E9%9D%A9%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0%E4%BF%AE%E7%90%86革バッグ修理
そのほかにサイドのマチの部分も綴じてある紐が切れてほどけている箇所があった。
紐は経年変化で脆くなっていて、強く引張ると切れてしまう状態だ。取っ手部分は太め、マチの部分はやや細めの革紐である。
アンティーク品で当初からかなり年季が入っていたらしい。
取っ手の紐はぐるりと一周しているようだ。幅は40cm足らずだが、縫ってあるので全長は1mくらい、マチの部分は40~50cmくらいだろうか。
他の部材はまだ使用に耐えうるようなので、修理はこれらだけとする(マチの部分は念のため両サイドとも)。
**************
ユザワヤ錦糸町店は規模はとても小さいがお気に入り。船橋の自宅からだと津田沼店の方が近いが、通勤定期の圏外であり仕事帰りに寄りづらい、規模は大きいが一箇所の集中レジで「これはさすがに失礼じゃねーか」と思えるくらいレジ待ちの列ができてそれを改善する気がなさそうなのであまり行きたくない。ちなみに新宿店に一度行ったことがあるが、好感の持てるレジ対応であった。
**************
というわけでユザワヤ錦糸町で仕入れてきたのは平たい紐(太め)と丸い紐(細め)。平たいのは2yds、丸いのは40”と書かれていたので、それぞれ1.8m、1mほど。丸紐は同色が無かったので、ちょいと濃いめの色合いになった。値段は両方とも200円少々と安いものだ。
オリジナルの状態(サイドのマチ部分)
まず丸紐でマチの方から取り掛かる。接着部分を切り取ってばらした。逆サイドは残しておき見本とする。吹き流しのような飾りも付いているが、見よう見まねでおなじように施工。残していた逆側も同じようにした。オリジナルとは少々違うが、まあ良しとしよう。長さはギリギリだった。
修理した状態
取っ手の方は、片側の取っ手の端のほうで紐を縛り、絡めて終了、ここにボンドを使うと物の出し入れの際に感触が悪くなってしまいそうなのでやめた。
といった感じで修理完了。気に入ったものはいつまでも末永く使いたいものだ。
PR