BROMPTON乗りじゃない方は、何の事だかさっぱりだと思いますが...
http://emochin.blog.shinobi.jp/%E5%B7%A5%E4%BD%9C/brompton%E3%80%80%E5%B0%8F%E3%83%8D%E3%82%BF%EF%BC%93%E9%A1%8CBROMPTON 小ネタ3題
その1 クランプストッパー
BROMPTONには折りたたむためのクランプが、フレーム中央部とステム下の2か所にあります。
クランプのねじは、緩める方向にハンドルを回すとやがてポロリと取れます。それを途中で止めるためのものです。盗難防止の意味も多少あります。
フレームのクランプ部(フレームには予備チューブを入れています)
ねじの先端にM4のめねじを立てて、少し大きめのワッシャをキャプボルトでねじ込んだだけです。
こちらはステム下のクランプ。フレーム部と同じようにしました。
クランプ部品(コの字型)は片方をフライスで削ってあります(写真の下側)。クランプねじを緩めても、削ってない方がギリギリ引っかかるところで止まるようにしました。これでクランプ部品はねじを緩めても回転しません。
その2 シートポスト
頻繁に折りたたむため、シートポストもその度に伸ばしたり縮めたりします。サドル高さがその都度微妙に変化するので、乗り始めてしばらくは微調整しながらとなります。
目印に油性マーカーでシートポストに線を入れていましたが、擦れて消えては描き直す、を何度か繰り返していました。
消えないように部分的にめっきをかけました。
シートポストはノーマル部品、スチールにめっきがかかっています(おそらくクロムめっき)。
最初このままめっきをかけようとしましたが、全然乗りませんでした。そこで軽く磨いたら乗るようになりました。銅→ニッケル→金の順にしましたが、きれいに色は出ませんでした。前回同様めっき液が古いので、ニッケルが黒っぽくなってしまったのが原因じゃないかと思います。
ただの目印なので良しとします。
最初のめっきを落とすときは、シートポストを旋盤に咥えてゆっくり回しながらミニグラインダーを使って磨きました。シートポストは長く旋盤は小さいので、テールストックを外しました。また、この太さでは当然チャックに貫通しないので片持ちの不安定な状態となります。ミニグラインダーには「ゴム砥石」という柔らかめの砥石を付けて作業しました。
その3 フレーム傷防止
BROMPTONのフロントフォークには樹脂製のフックがついています。
折りたたむときは、まず後ろ三角をたたみ、次にフレームを折ってフロントフォークのフックをチェーンステイに引っかけてバラけるのを防いでいます。
フックがかかるところには、最初透明テープが貼ってありました。すぐに擦り切れてしまったので、アルミテープを貼りその上に表面保護テープで保護していました。
しかしそれもこのような状態になってきていました。
ステンレスの薄板を貼ってみました。手元にあった厚さ0.1mmのSUS板をはさみで切って両面テープで貼り付け。さらに補強のためテープを貼ろうと思っていましたが、かなりちゃんとくっついたので、このままにします。
以上、小ネタ3題でした。
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