2012年2月26日、サイクルハウスしぶやさんへ行ったときのことです。
店長さんと色々な話をしていて、
ふと今日乗ってきたSeraphを見上げると(その時はしゃがんでたので)
何か違う。何か釈然としないものがありました。
(こんな角度で見ました)
http://emochin.blog.shinobi.jp/%E5%B7%A5%E4%BD%9C/%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%9Fイケてない?
「なんか変だなー、イケてないなー、なんだろう?」
その正体は、どうやらエンドキャップでした。
Seraphはドロップハンドル仕様にしているので、ロードと同じようにバーテープを巻いています。
バーテープの色はグレー、白はすぐ汚れるから最初っから汚しちまおう、という考えです。
エンドキャップは付属のものを使っています。色は黒。
これがとってもイケてなく見えたのです。
ロードレーサーなら何とも思わないのですが、
このクロモリのミニベロはお洒落に乗りたい(誰に何と言われようとも)。
何とかしなければ。
家にあったものに付け替えてみました。
まずはめっきのシルバー。真っ黒よりはいいかな。
シマノプロバージョン、まあまあかな。
赤が入るとアクセントになります。
タイヤサイドとBBに赤を入れています。そんなに悪くない。
いっそ作っちゃおうか。
アルミで作るか、真鍮を削ろうか、POMにしようか、ABSにするか。
いっそ吹流しでも…イヤさすがにそれは出来ない。
他にはコルクとか、のん兵衛は一升瓶のフタにしている方もいるようですが…。
昔は酒屋の裏にケースに入った空の一升瓶が積み上げられていて、
中にはフタ付きのものもあって、登って取りに行っては酒屋のオヤジに怒られたものです。
栓がコルクから樹脂へと変わる転換期だったように覚えています。
じゃあ、ってことで木で作ってみました。
金工旋盤ではありますが、多少の木工は出来ます。
まず、丸棒をφ25くらいにします。
適当な長さでちょん切って、
くわえ直して先っちょをを丸めます。
こけし作りのように、彫刻刀みたいな木工バイトでぐんぐん削ります。
先っちょはヤスリを当ててスベスベに仕上げ。
中に入る部分は、テーパーをつけて溝をつけて、と。
一度やり直してこんなものが出来ました。
「へそ」が残っちゃいました。次はちゃんと作りましょ。
取り付けてみると…
うーん、そんなに悪くないじゃん。
イケてるか?と問われると???だけど、
これもアリだ、と思う人もいるのでは。
木のフレームや竹のフレームもあるくらいだし。
よっしゃ、しばらくこれで乗ってみるか。
仕上げはどうしましょう。
白木のまま、焦がしてみる、ニス、オイルステインなど様々な選択肢があります。
木の種類も沢山有りそうだし。
PS. 旋盤で木を削ると、小さなおがくずが沢山舞い散ります。
PR