いろいろ悩んだ末、BS ANCHORのRNC7にしました。
どうしても小さいサイズしか選べないので、ラグを強調したフレームではラグだらけ(特にヘッドチューブ)になってしまいます。
そこでヘッドチューブ周りのすっきりしたRNC7にしました。
RNC7のNEO-COTチューブは段差をなくしたバテッド形状のパイプで、さらに接合部分は内圧をかけて成型しラグ形状に仕上げたもの。だそうです。
クロモリロードでは個人的にどうしても譲れない点がありました。それがスレッドステムです。
ANCHORのクロモリは全てアヘッドになっています。以前は注文すればスレッドにも対応してくれたそうなのですが、現在は不可能。後から手を加えるしかありませんが、購入したお店ではそのテの加工はできません。
インターネットで、スレッド加工してくれるお店を吉祥寺方面に見つけたので訪ねてみると、持ち込みで加工OKという返事をもらいました。コラムカット・ねじ切り・溝加工は、自分でできなくはないと思いますがねじ切りのダイスが8~9万円。おそらく一回しか使わないもののために投資するには大きすぎます。
本来フレームごと持ち込んでヘッドパーツ共々現物合わせで加工してもらうようなのですが、ちょっと遠いのでフォークだけ持って行き、寸法を指定して加工してもらいました。工賃7,350円と3往復の交通費(相談・持ち込み・引き取り)で無事スレッドが切れました。
そして今日、最後のパーツであるシートピラーが入荷したので、半完成のRNC7で取りに行きました。強い北西風の中、35kmほどクロモリロードを楽しんできました。
なるほど、こういう乗り味なんですね。柔らかいです。路面の荒れを感じさせません。
家に戻りシートピラーを取り換えて完成となりました。tradizioneのシートピラーはこんな布製の袋に入っていました。残念ながらこの袋、もう使い道がありません・・・
フレームセット重量 2.59kg(ヘッドパーツ含む)
完成重量 9.08kg(ペダル・ボトルケージ1個含む)
思ったより軽かったです。10kgくらいになっちゃうんじゃないかと心配していたのですが。
カタログスペックではペダル込み9.7kg(サイズ530、コンポ105)なので、満足です。
カーボンフレームのBHは同じような装備で7.64kg、やはり軽いですね。フレームとステムの分だと思います。
フレーム BS ANCHOR RNC7 サイズ510 トップチューブ長524mm
ヘッドパーツ Shimano HP-7410 イタリアン
ステム Cinelli A1 90mm(復刻版)
ハンドルバー NITTO M106NAS 380mm
レバー SRAM Force
シートピラー tradizione
サドル Fizik ANTARES VERSUS
クランク Sugino OX801D 167.5mm 48T*34T(シルバー)/36T(赤)
BB クランクに付属
ペダル Shimano PD-M540BZ
スプロケ SRAM PG1070 11-26T
チェーン Shimano CN-7901
FD Shimano FD-7900
RD SRAM Force
ブレーキアーチ SRAM Force (シュー Shimano R55C3)
ハブ Shimano アルテ6700 32H
リム tradizione Zero
スポーク DTSwiss コンペティション 1.8/1.6 バテッド (F:293mm、R:293/291mm)
タイヤ Michelin PRO3Race
DURA-ACEと名の付いた
ヘッドパーツ
ステムはチネリA1(復刻版)
アナログ時計は外せません。