昨年から冬の時期は雪用のタイヤ「ささら」を導入し、年に2回は通勤・買い物自転車のブリヂストン・マリポーサのタイヤを交換するようになった。
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タイヤ交換はロードとはちょっと違う。
<<<<< 前輪 >>>>>
当然クイックなどというものではないのでナット止めとなる。フォークの外側には外れ防止金具、泥除けステー、カゴ脚が共締めされていて、ワッシャ、ナットで締め込む。ハブはダイナモ内蔵なので、端子があり、その位置を決めてから締める必要がある。
この機種もそうだが、ダイナモの端子は+極の1つだけでアースはハブ本体になっている。ランプ側の本体もアースされている必要があり、フレームを通じてダイナモ本体と接する。ハブ軸のワッシャの一つに、ギザギザのついた菊座金が使用されている。これはフォークエンドと接するように挟み、ギザギザ部分が塗装を突き破って電気的に導通させる働きがある。
マリポーサに適応したダイナモホイールがなぜか2組所持しているので、前輪はホイールごと交換している。
<<<<< 後輪 >>>>>
ロード乗りが一様に嫌がるママチャリの後輪。ハブ軸に共締めされているのは、フォークエンドの内側にチェーン引き、外側には両足スタンド、回り止め金具、泥除けステー、荷台ステー、ワッシャ、ナットの順となる。
リアはトラックエンドなので、ホイールを外すにはチェーンを切るかチェーンリングから外す必要がある。チェーンはクリップでつないでいるので切る必要はないが、手が汚れる。チェーンリングから外すだけにすると(内側にチェーンを落とす)手はそれほど汚れないがBB周りが汚れる。今回は後者を選んだ。
ハブの、左側にはローラーブレーキのワイヤー、右側には変速ワイヤーが接続されている。どちらかを外さなければチューブやタイヤの交換ができない。変速ワイヤーが工具不要で着脱できる構造なのでそちらを外した。
リアホイールを外す作業のときは、フレームを掴むメンテナンススタンドで作業するのが望ましいが、残念ながら持ち合わせがない。ひっくり返してもいいが重いのでやりにくい。フレームはアルミといえども、フル装備(前かご・リアキャリア・ハブダイナモ・内装8段・両足スタンド)なので総重量18kgくらいある。ちなみにリアハブは単体で1.6kg。角材を横に渡せる場所があったので、サドル先端を引っかけて浮かして作業した。
リアの回り止め金具はロードではなじみがない部品である。内装ギヤは減速・増速の反力としてハブ軸を使う。ロードなどでハブ軸を固定せずに、後輪を回らないようにしてクランクを回わそうとしても動かないだけだが、内装ギヤではクランクを回すとハブ軸が逆回転する。ギヤの位置によるのかもしれないが、ハブ軸が緩んでいると不具合が生じる。
以上のようなことがあって、ママチャリの後輪は嫌がる人が多いという話でした。
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